会長あいさつ

会長あいさつ

第2期にひきつづき、第3期の会長を仰せつかりました。公認心理師がスタートしてから、 6年が経過しようとしています。その間、その存在が社会からも認知されようとしていますが、まだその専門性や有用性については十分に理解されているとは言えないところも感じられます。いわゆる5領域でもそれぞれの事情が異なり、現場の先生方も課題を感じられていることと思います。  

一方で、現任者の経過措置が終わり、来年度からは学部・大学院と指定科目を学修した公認心理師が排出されることとなっています。そのカリキュラムも検討に入っていると聞き及んでおりますし、セカンドステージに入っていくことになると言えるでしょう。 そういった状況で、公認心理師の職能団体として当協会の役割は多岐にわたるようになっていくと思われます。求人などの情報をお伝えすることや、公的機関からの要請を受けて社会貢献の一翼を担うなどの活動も大切にしていきたいと思います。また、社会からの要請に応えられるような資質向上を会員同士で切磋琢磨して高めていくことも重要な活動と認識しています。

新しい理事・監事のメンバーが決まりました。何人かの理事の方は愛知県臨床心理士会と兼務してくださっています。愛知県内の心理職の団体として両者は積極的な協力関係 を築きながら活動していく方針は前期と変わらず継続していく予定です。また、学校心理士会や臨床発達心理士会とも今までと同様に連携を図っていきます。 今後とも当協会へのご協力をお願い申し上げます。

 

第3期 会長 川瀬正裕